しょんぼり物欲日記

児童ポルノ禁止法改定に動き出したので、せさみんの考えを書いておく。

最初に言っておくと改定反対である。
これはせさみんがロリコンだからとかそういう問題ではない。

細かい事はITmediaニュース”児童ポルノ禁止法改定の真の目的は何か？　単純所持禁止、マンガ・アニメ「調査研究」への懸念”を見てもらうとする。

ここで言いたいのは、児童ポルノという言葉を使う事によって普通の人には関係ないように見せておきながら、ほぼ全ての人（オタクは限りなく100％）に関係するということだ。
何故ならこの法律は、単純所持を禁止することで過去に戻って効力を発揮し、漫画等の2次元すら範囲とするからだ。
上のリンク先でも書かれているが、メジャーなところでは宮沢りえのサンタフェ、大林宣彦監督の転校生、極端なところではドラゴンボールのブルマすら対象になる可能性だってあるわけだ。
当然、昔の桂正和などは15禁ですらないのにほとんどアウト。
週刊ジャンプ系ですら引っかかるあたり狂気じみているとしか言いようが無い。

せさみんが考える児童ポルノっていうのは、最低でも生身の人間が被害者であるということが大前提。
そう考えれば2次元に被害者はいない。
というか、今回の改定で人間の被害者に対する措置というのは”被害児童の保護のための措置を講ずる主体及び責任の明確化”という部分でしかなくほとんどおまけみたいな扱いである。タイトル詐欺も甚だしいと言った感じだ。

あえて2次元が犯罪を助長するというのなら、3次元を映した殺人ドラマやサスペンスの放送、名探偵コ○ンだってダメだろって言いたい。
あと、尾崎豊も発売禁止だな。盗んだバイクで走り出された身としては。

クールジャパンとか言ってアニメ、漫画の金を欲しがり、その一方でその金を払っているオタクを排除しようとする矛盾。この法案が通れば、またオタにとっての冬の時代が来るだろう。

その時はこのブログは閉鎖ではなく、消去を選択することになる。
そうならないことを願うよ。

追記
今回の改定案で感じたことが分かりやすく書いてあるのでコレも追加します。
ITmediaニュース
・「嫌だから規制する」なのか──児童ポルノ禁止法改定案、その背後にあるもの

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